こんにちは!パーソナルトレーナーの西田です。今回は、「ダイエット中はお酒を飲んでもいいのか?ダイエット中はお酒を少なくしよう」について書いていきたいと思います。
ダイエット中はお酒を飲んでも痩せれるの?とか、糖質のないお酒だったら太らないからハイボールだったらダイエット中でも飲んでも良いんでしょ?と思っていらっしゃる方は多いんじゃないかと思います。
結論から言うと、ハイボールや焼酎などの糖質が含まれていないお酒だったとしてもアルコール自体にカロリーがありますので、飲み過ぎれば太りますしダイエットに悪いです。
ですので、ダイエット中はお酒を少なくしましょう!
今回はお酒のことについてやダイエットとお酒の関係性について詳しく書いていきたいと思います。お酒が少な方は多いとお思いますので、お酒と上手に付き合ってダイエットを成功させていきましょう!
ダイエット中はお酒を少なくしよう
結論から言うと、お酒はアルコール自体にカロリーがあるのでダイエット中はお酒を少なくしましょう!と言うことになります。
しかし、ダイエットの大原則は「カロリー収支をマイナスにする」ことなので、お酒を飲みながらでもそのほかの部分でカロリーを抑えられていてばダイエットすることが出来ます。
ダイエットの大原則は、
カロリー収支をマイナスにする
ということになります。ダイエットや体重に一番大きな影響を及ぼしているのは、「カロリー収支」と言うものになります。カロリー収支とは、基礎代謝や運動などで消費する消費カロリーと、食べ物や飲み物から摂取する摂取カロリーのバランスのことです。
カロリー収支をマイナスにすると言うことは、消費カロリーよりも摂取カロリーをマイナスにすると言うということになります。
カロリー収支をマイナスにする一番のおすすめ方法は、摂取するカロリーを抑えることです。そのためには、お酒以外に食べ物や飲み物から摂取するカロリーを少なくすることが大事です。
そしてトータルの摂取カロリーを抑えて、カロリー収支をマイナスにすることがダイエットの大原則になります!
ですので、ダイエット中はお酒を少なくした方がいいですが、全くのゼロにしないといけないわけではありません!ここがダイエット中のお酒に関しての重要なポイントになります。
お酒のカロリーの内訳について
お酒のカロリーがどうなっているかと言うと、
アルコールのカロリー+糖質のカロリー
になります。
まず大事なことは、お酒のアルコール自体にカロリーがあると言うことです。そのアルコールのカロリーにプラスして、糖質が含まれているアルコールには糖質のカロリーもプラスされます。
まずお酒に含まれるアルコールのカロリーはエンプティカロリーと呼ばれています。エンプティカロリーの意味ですが、「空っぽのカロリー」と言う意味になります。
アルコール自体に何か特別な役割があるわけでは無いのですが、アルコール自体にカロリーはあります。カロリーはあるんですが重要な役割がないので、「空っぽのカロリー」「エンプティカロリー」と言われているんですね。
しかし、エンプティカロリーでもカロリーはあります。それにアルコールのカロリーは脂質の次に高カロリーになります。1gあたり約7kcalあります。タンパク質や糖質は1gあたり4kcalなので、それに比べるとアルコールのカロリーは高いですね。
そしてよくある誤解が、アルコールのカロリーはエンプティカロリーだからカロリーは無いと言う誤解です。だから糖質の含まれていないハイボールや焼酎などのお酒は飲んでも太らないと誤解している方が多いです。しかしこれはエンプティの意味を取り違えているだけで、実際はアルコールにもカロリーはあります。
次によくある誤解は、アルコールのカロリーは体熱で発散されるので、お酒のカロリーでは太らないと言う誤解ですが、これも間違いです。
確かにアルコールのカロリーは優先的に体熱で発散されますが、結局重要なのはカロリー収支です。アルコールのカロリー分、しっかりと摂取カロリーに合算されますので、普段の食事+アルコールを摂取すると、アルコール分のカロリーで痩せにくくなったり太ってしまうことがあります。
ダイエットの大原則は「カロリー収支をマイナスにすること」なので、エンプティカロリーであってもカロリーはありますし、ほかの食事や飲み物のカロリーと合算されてカロリー収支が+なのかーなのかが重要なポイントになります!
まぁ簡単に言うと、お酒のアルコールにもカロリーはあってダイエット中に飲みすぎると痩せないので、飲む量を抑えましょう!と言うことになります。ですので全く飲んだらダメというわけでは無いのですが、ダイエット中はお酒の量が少ない方が痩せやすいですね。
ダイエット中は醸造酒と蒸留酒のどちらがいいのか?
お酒は大きく分けると2種類あります。
①醸造酒
②蒸留酒
この2つの種類です。
①醸造酒ですが、ビールやワイン、日本酒などは醸造酒です。醸造酒はアルコールもありますが糖質も含まれています。ですのでカロリーは、
アルコールのカロリー+糖質のカロリー
となります。
②の蒸留酒は、焼酎やウイスキー、ウォッカなどのお酒です。蒸留酒には糖質が含まれておらず、アルコールのカロリーのみになります。
これだけ聞くと糖質が含まれていない蒸留酒の方がいいと思われがちですが、蒸留酒の方がアルコール度数が高いものが多いので、それだけカロリーが上がります。ですので、一概に蒸留酒の方がダイエットにいいというわけではありません。
アルコールの種類で良い悪いというわけではなく、飲む量や飲む頻度の方が重要です!それによってトータルの摂取カロリーが変わってきます。
太るイメージの強いビールであったとしても、飲む量や飲む頻度が少なければカロリーが少ないのでダイエットに良いですし、ダイエットに良いイメージのハイボールや焼酎だったとしても飲む量や飲む頻度が多ければカロリーが多いのでダイエットに悪いです。
何をどのくらい飲んで、どのくらいの頻度かというのは人それぞれ違いがあります。ですので、まずは一度自分のいつものお酒のカロリーを調べてみることをおすすめします。こちらのサイトでアルコールのカロリーを調べることができますので、普段の自分の飲むお酒のカロリーを調べてみましょう!
ダイエット中でも好きなものは我慢しすぎない方がいい
ダイエットをストレスを溜めずに継続するコツですが、それは、「好きなものは我慢しすぎない方がいい」ということです。
お酒にも同じことが言えますが、お酒が好きなんだったら、ダイエットだからといって禁酒しない方がダイエットが続きやすくなります。
好きなものでも少なくはしないといけない場合がほとんどですが、全て我慢するのはしんど過ぎます。しんど過ぎるとダイエットを継続することができません。ですので、お酒が好きな方はダイエット中はお酒を少なくしないとはいけませんが、全て禁酒はしない方がいいです!
お酒以外の食事の摂取カロリーやダイエットのペース次第ですが、それに合わせてお酒の量を調整していきましょう。
ダイエット中はお酒と一緒に食べるおつまみにも気をつけよう
それと、お酒を飲むときはおつまみなどと一緒に飲む方もいらっしゃると思いますが、ダイエットはカロリー収支が重要なのでお酒のカロリーだけでは無く食事やおつまみのカロリーも重要になります!
いくらダイエットのためにお酒の量を少なくしても、おつまみでカロリーを摂り過ぎていてはダイエットできません。
ダイエットの大原則は「カロリー収支をマイナスにする」ということになりますが、次に大事なことは、
高タンパク・低脂質・低糖質にする
ということになります。
ですので、お酒のおつまみを選ぶ際には、糖質や脂質が多いものは避けてタンパク質が多くて糖質や脂質が少ないおつまみを選ぶようにしましょう!
そうすることによって、筋肉量を減らしにくく体脂肪メインでダイエットしやすくなります!
具体的にオススメのおつまみは、
・するめ
・ビーフジャーキー
・お刺身、マグロの赤身やカツオなど
・焼き鳥、レバーや砂肝など
・生ハム(脂質の少ないもの)
・ローストビーフ(脂質の少ないもの)
などがおすすめです。タンパク質低カロリーであったり、カロリー自体が低いおつまみがおすすめです!
逆にあまりオススメしないおつまみは、
・ナッツ
・チーズ
・フライドポテト
・脂の多い牛や豚
・揚げ物全般
などです。これらのおつまみは脂質が多いので、少し食べ過ぎるだけで摂取カロリーが大幅に上がってしまいます。
ダイエットでお酒の量に気をつけるのなら、一緒におつまみにも気をつけるようにしましょうね。
ダイエット中はお酒を飲んでもいいのか?ダイエット中はお酒を少なくしようのまとめ
今回の記事、「ダイエット中はお酒を飲んでもいいのか?ダイエット中はお酒を少なくしよう」はいかがだったでしょうか?
ハイボールなどの糖質の含まれていないお酒は太らない!という勘違いをけっこう多くの方がしていると思います。しかし、糖質は含まれていなくてもお酒のアルコール自体にカロリーがあるので、ダイエット中のお酒の飲み過ぎはダイエットに悪いです。
とは言ってもダイエット中は全くお酒を飲んだらダメというわけではなく、カロリー収支をマイナスにすることが大事です。ですので、食べ物や他の飲み物との合計の摂取カロリーが重要ですので、お酒以外の食べ物や飲み物のカロリーも気をつけるようにしましょう。
お酒には体の機能に対して特別な役割があるというわけではありませんが、精神的にはメリットもあります。お酒を飲んだら楽しくなったり、コミュニケーションを円滑にしてくれたりします。
ダイエットだからと言って、好きなものが全く摂れないとストレスが強くダイエットが長続きしません。特にお酒が好きな方は全くのゼロにする必要はありませんので、飲む量やカロリーを調整してダイエット中でも上手にお酒と付き合っていきましょう!