こんにちは。パーソナルトレーニングジム&プライベートジムLEAFの西田です。今回は、リーフでダイエットするときは、どのような事をするのかを説明します。
この事を知っていないと、間違ったダイエットをしてしまったり、成果を出すために遠回りをしてしまう事になります。
リーフで行うダイエットは、体重を落とす事ではなく、体脂肪を落とす事になります。なぜかというと、体脂肪を落とす事によって、効率的にカラダのサイズを落とす事ができて、スタイルが良くなるからです。
体重だけにフォーカスしてしまうと、無理な食事制限をしたりしてしまう事があります。そのようなやり方だと、筋肉もたくさん落ちてしまう事になります。
筋肉が落ちてしまうと、「基礎代謝」というものも、一緒に落ちてしまいます。
「基礎代謝」とは、一日中寝ているだけでも、カラダが勝手に消費してくれるカロリーの事で、1日の総消費カロリーの70%と言われています。
つまり、筋肉量が落ちてしまうと、1日の消費カロリーが落ちてしまうので、逆に「太りやすいカラダ」になってしまうのです。
そのような状態で、元の食事に戻してしまうと、あっという間にリバウンドしてしまいます。そして、筋肉と脂肪では同じ重さだとしても、脂肪の方がかさばります。
筋肉より脂肪の方が、1.25倍大きいのです。
こんな感じです。右側の白いやつが、脂肪の模型です。左側の赤いやつが、筋肉の模型です。どちらも重さは1キログラムです。
見ていただくとわかるのですが、大きさが全然違います。
体重を落としたい。と思っていらっしゃる方の目的は、体重を落とす事ではなく、「スタイルを良くする事」だと思います。
体重を落とす事は、あくまでも手段です。その為には、基礎代謝の源である筋肉を落とさずに、かさばる脂肪だけを落とす事が重要になります。
ですので、リーフで行うダイエットは、筋力トレーニングと食事のコントロールを一緒に行っていきます。
筋肉を増やす事と脂肪を減らす事は、両立できない
一般的に、筋力トレーニングを行ってダイエットをすると、筋肉が増えて、脂肪が減ると思っていらっしゃる方が多いです。
しかし、筋肉が増えて、脂肪が減る事は、ほぼあり得ません。
脂肪を減らそうと思ったら、筋肉も一緒に落ちやすくなります。
筋肉を増やそうと思うのなら、脂肪も一緒についてしまうのです。
ですのでりリーフでは、出来るだけ筋肉量を減らさないように、筋力トレーニングを行いながら、脂肪だけ落ちるような方法で行っていきます。
有酸素運動では脂肪は減りにくい
ウォーキングやジョギングなどを行えば、効率的に痩せると思っていらっしゃる方も多いと思います。
ウォーキングやジョギングなどは「有酸素運動」と呼ばれていますが、有酸素運動だけで痩せようと思っても、なかなか痩せにくいです。
それは、消費カロリーの問題です。
体脂肪を1キログラム落とそうと思ったのなら、7200キロカロリーを消費しないといけないと言われています。
まずは、有酸素運動の消費かロリーから説明していきます。
1時間ジョギングをする事は、かなりきつい事だと思います。
女性の方が1時間ジョギングしたとすると、約500キロカロリーほど消費します。(体重や筋肉量、運動強度などで異なります)この500キロカロリーは全て脂肪で使われるわけではありません。
3割〜5割ほどが脂肪で消費されます。(運動強度で異なります)多くて5割ほど脂肪が使われたとすると、250キロカロリー分の脂肪が燃えます。
250キロカロリー分の体脂肪の重さは、「約35グラム」です。
1時間ジョギングするのってけっこう疲れると思いますが、たったの「35グラム」しか脂肪は減りません。しかも運動した後はお腹が減りますし、少しくらい食べてもいいかな〜と思って、食べ過ぎると全く減りません。
それに成果が出るまでに、時間がかかりますので、長続きしません。ですので、食事のコントロールが必要になります。
1日の食事で300キロカロリーほど減らしたとすると、1ヶ月で9000キロカロリーです。体脂肪で計算すると、「1.25キログラム」落ちる計算になります。
有酸素運動が悪いわけではありません。よい効果もたくさんあるのですが、有酸素運動だけでダイエットするのは、非常に難しいです。
ですので、リーフで行うダイエットは、筋力トレーニングと食事のコントロールを行い、良い習慣と正しい知識を身につけていただきます。
そうする事によって、脂肪だけ減らす事が出来ます。
そして良い習慣と、正しい知識を身につけば、リバウンドもしにくいですし、一生使える財産となります。