こんにちは。パーソナルトレーニングジム&プライベートジムLEAFトレーナーの西田です。実は体づくりにおいて、効果が出やすい時期と、効果が出にくい時期というのがあります。
効果が出やすい時期には、少しの努力で多くの効果が出ます。逆に効果が出にくい時期もあります。効果が出にくい時期は、結構頑張っているのに、効果が出ない!というようなこともあります。
じゃあいつが効果が出やすくて、いつが効果が出にくいのでしょうか?この出やすい時期と出にくい時期を知っておくと、なかなか効果が目に見えなくても、我慢しやすくなります。ということは、効果が出やすくなります。
ですので、効果が出やすい時期と出にくい時期を知っておくと、効果が出にくくなっても心が折れることなく目標が達成しやすくなります。
効果が出やすい時期は、いつ??
効果が出やすい時期は、体づくりを始めた一番最初の時期になります。つまり、ダイエットの人であれば、ダイエットを始めてすぐの時です。
筋力をつけたい方は、筋トレを始めてすぐの時期です。体脂肪率が高ければ高いほど、体脂肪は落ちやすいです。筋力が低ければ低いほど、筋力はつきやすいです。筋肉量が低ければ低いほど、筋肉量が増えやすくなります。
これは体づくりをまだ始めていない方には朗報です。今からが一番効果が出やすいですよ!
効果が目に見えて出るので、楽しいです。楽しいと、もっと行動したくなる。という良い循環が起こります。ですので、体づくりを始めた最初の方は、この勢いに乗って行きましょう!
そうすることによって、少ない努力で最大限の効果を出すことができます。しかしその時期が終わると、逆に効果が出にくい時期に入ってしまいます。
効果が出にくい時期は、いつ?
体づくりを始めて、効果が出やすい時期が終わると、効果が出にくい時期に突入します、、、
この頃は「停滞期」と言われたりします。僕はこの停滞期は2種類あると思っています。それは、
- 体の停滞期
- メンタルの停滞期
です。まずは①の体の停滞期から説明していきますね。
トレーニングの原則に、特異性の原則というものがあります。その原則は、体は与えられた刺激に対して、適応する。という原則です。
この原則にそってトレーニングや食事をやるわけですが、同じ刺激を体に与え続けると、体は慣れてしまいます。
慣れると、適応しなくなるんですね。ですので、最初は効果が出ていたことでも、長く続けていると効果が出にくくなって停滞してしまうのです。
こんな時はどうすればいいかというと、刺激を変化させればいいです。
食事であれば、ずっとカロリーを抑えているとすれば、逆に週に1日ぐらい、めちゃめちゃ食べる日を作る。そしてその他の6日は、カロリーを抑える。ということをするわけです。
「チートデイ」と言われるやり方ですが、停滞期を防ぐことが出来ます。
他はダイエットの中休みを作ったりすることもおすすめです。例えば3ヶ月ダイエットをしたら、2週間はダイエットのお休みを作ります。その間は、ある程度自分が好きなだけ食べます。2週間たったら、またダイエットを再開します。そうすると、体重がまた減りやすくなることもよくあります。
これはずっと同じ刺激を体に与えるのではなく、刺激を変えるというやり方ですね。そうすると、また効果が出やすくなるという訳です。
次は②のメンタルの停滞期について説明していきます。このメンタルの停滞期になってしまう方って、本当に多いです、、、
そしてこのメンタルの停滞期のやっかいなところは、自覚症状がほとんどないことです。僕も注意しないとこのメンタルの停滞期になってしまうので、常に気をつけています。
メンタルの停滞期とは、モチベーションが落ちることです。理由は様々あります。目標を忘れていたり、目標への意識が甘くなってしまったりすることで起こります。
あとは見た目が変わると、周りの人から「痩せた?」とか「ゴツくなったね」とか言われます。そうすると嬉しくなって、満足してしまうんですね。
今の自分に満足するということは、もう変わらなくても良い。ということになってしまいます。ですので、停滞してしまうんですね。
他にもモチベーションというのは基本的に、今の自分と目標の自分のギャップが大きければ大きほど高まると言われています。ある程度効果が出ると、このギャップが小さくなってしまうので、モチベーションも落ちやすくなってしまうんです。
まあ停滞期になってしまう時期や、なぜ停滞期になってしまうのかを知っておけば、停滞期になってしまっても対処するとこができますよね?
ですので、よかったらこの記事のことを覚えておいて、もし停滞期になってしまったら、思い出してみてください。そして停滞期を乗り越えましょう!