ダイエットの間違った情報と正しい情報との見分け方

こんにちは。パーソナルトレーナーの西田です。

今現在、「ダイエット」や「ダイエット 食事」で検索をすると、このようなことが書いてある記事が1番目に出てきます。

「何を食べたら痩せるか、太るか」とあわせて、食事の時間も重要なポイントになります。
特に「夕食」は、就寝中に消費できなかったカロリーがそのまま脂肪として蓄積されやすくなります。そのため、一日のうちで夜の食事量を控えめにする人も多いはず。でも実は、無理なく上手に痩せるには、摂取カロリーを抑えるだけではなく“夕食の時間”も重要です。

食事の時間については、よくテレビや雑誌などでも言われていますよね。

「夜の20時以降は食事をしない方がいい!」などとよく言われています。それを信じて、夜遅くに食べないようにしている方も多いのではないでしょうか?

目次

実は食事の時間帯はダイエットにさほど関係ない

ダイエットの間違った情報と正しい情報との見分け方

まぁ結論から言うと、ダイエットにおいて食事の時間はそれほど重要ではありません。ダイエットにするにあたって色々な要素が関係していますが、ダイエットにおいて食事をする時間帯の重要度は一番低いです。まさかの一番低いです。

なぜ夜遅くに食事をしない方がいいと言われているかというと、それは「ビーマルワン」という時計遺伝子の働きがあるからです。これは事実です。

僕は食事をする時間帯を、いつも「2時14時」(にじにじ)と言っています。夜中の2時が一番太りやすい時間帯で、お昼の2時が一番太りにくい時間帯だという意味です。

これは確かにあっているのですが、ダイエットにおける重要でいうと一番低いですし、効果的でもありません。それよりも、「カロリー収支」だったり、「三大栄養素のバランス」の方が重要度も高く、効果も高いです。

僕自身は毎日夕食を食べるのが22時頃です。そして食事の2時間以内には寝ます。それでも重要度の高いカロリー収支や三大栄養素のバランスに重点を置いているので、問題なくダイエットすることが出来ています。

痩せない原因は睡眠不足?

次はこの文章ですね。

食事に原因が見当たらないという人は、もしかしたら「睡眠不足」が原因になっている場合も。睡眠不足はストレスを招き、それにより食事量が増えて運動量が減る。結果、太りやすくなる……と科学的にも実証済みです。理想は7時間ですが、最低でも6時間は睡眠をとるように心がけましょう。

まず、痩せない原因が食事ではない、ということはほぼありえません。

ダイエットで最も効果的なのは、摂取カロリーをコントロールすること、つまりは食事です。食事の摂取カロリーさえコントロールすれば、痩せないことはありえません。

ましてや、痩せない主な原因が睡眠不足だということもありません。確かに睡眠は重要な要素です。

ダイエットで成果を出すためには、「運動」「栄養」「休養」の3つの要素が大事ですが、ダイエットにおける重要度でいうと、一番重要なものが「栄養」、つまりは食事ですね。

口から入れる食べ物や飲み物です。

次が「運動」です。ダイエットの時でも筋肉量を減らさないようにするための筋トレや、消費カロリーを増やすための有酸素運動のことです。

そして一番重要度の低いものが、「休養」です。休養で大事なものは、睡眠やトレーニングの頻度などです。

確かに、睡眠は大事なのですが、ダイエットできない原因が食事ではなく睡眠時間だというのは間違いです。

睡眠時間よりも効果的で重要度が高いものはたくさんあります。

エネルギー不足になると身体が省エネ状態になるから良くない?

そして極め付けはこれですね。

エネルギー不足になると身体が省エネ状態に。すると基礎代謝が下がり、少し身体を動かすくらいでは体重が変わらなくなってしまい、筋肉も落ちやすくなるんです。本気で痩せようと思ったら、少し時間をかけて体質改善をしていくことで、リバウンドしにくい体に。そう考えると、毎日の食事がどれだけ重要かあらためてわかるはず!

エネルギー不足ということは、カロリー収支がマイナスだということです。消費カロリーよりも摂取カロリーが少ないということですね。

エネルギー不足になると身体が省エネ状態になって基礎代謝が下がるから、少しづつ体質改善していきましょうね〜というクソみたいな理論です。

まず、ダイエットの大前提として、体をエネルギー不足にしないと体重や脂肪というのは落ちません。カロリー収支をマイナスにすることがダイエットの大前提になります。

そして、エネルギー不足だからといって基礎代謝がすぐに下がるわけでもありません。

確かにカロリー収支がマイナスの状態が長く続くと体重が減りにくくなったり、ダイエットの時は筋肉量が落ちやすくなります。

しかし、エネルギー不足になると基礎代謝が下がり、筋肉が落ちやすくなるからといって、体質改善をしよう!というのは間違っています。

だいたい体質改善って何ですかね?

おそらく筋肉量を増やして基礎代謝を上げるという意味合いだと思いますが、筋肉量を増やすことはかなり大変です。特に女性は。それに、筋肉量を増やしたければ、同時に脂肪も増やさないといけません。

脂肪を増やしてでも筋肉量を増やしたい女性っていますか?僕の経験上、ほぼいないです。

ネットの情報には嘘が溢れている

ダイエットの間違った情報と正しい情報との見分け方

この記事のように、ダイエットに関係はしているけれども、重要度や効果が低いものを取り上げて、あたかも効果が高いように言ったり、重要だと言っているメディアにはうんざります。

「夜遅くに食べなければ痩せますよ〜」だとか、「睡眠時間が短いのが痩せない原因ですよ〜」などのように、耳障りのいいことを言って、それを信じた人が実践しても成果が出ない。

このような情報を発信するメディアが多くあります。

パーソナルトレーニングを受けに来られる方にヒアリングすると、よく言われることがあります。

「ネットの情報を見て自分でダイエットしてみたり、サプリを買って試したりした。でも、効果がなかったり、無理なダイエットをしてしまいすぐにリバウンドしてしまった、、」

こんなことをよく言われます。

Googleで「ダイエット」という検索ボリュームが相当多いキーワードの1位の記事ですらこんな内容ですからね、、、

でも、いくつか記事を読んでいるとまともなことを書いてある記事もありますので、嘘の情報に惑わされないように気をつけてください。

どうやったら情報が見分けられるの?

ここで、ネットに溢れている情報がどうやったら間違った情報か正しい情報かを見極める一番簡単なポイントを言います。

それは、

楽して結果が出る系の情報はほぼ嘘

です。

僕も体づくりを始めた当初は、色々な情報に惑わされていました。汗 やっぱり楽して結果を出したいですよね?笑

でも、結局楽して結果が出る方法なんて、ないわけです。けっこう勉強して実践している今でさえ、楽して成果を出せる方法を知りません。

逆に、きついことや大変なことを長く続けるからこそ、大きな結果になるんです。

そいうことで、「楽して成果が出る系はほぼ嘘!」ということを覚えておいてください。

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ダイエットにおいての栄養には重要度や優先順位がある

ダイエットの間違った情報と正しい情報との見分け方

ダイエット時の栄養には優先順位や重要度というものがあります。一番重要なことが、「カロリー収支をマイナスにする」ということです。

カロリー収支とは、消費するカロリーと摂取するカロリーのバランスのことで、消費するカロリーよりも摂取するカロリーを少なくしなければなりません。

まず、この条件をクリアしないと、絶対に痩せないんですね〜

このカロリー収支をマイナスにするために一番効果的なことは、摂取カロリーを減らすことです。つまり、食事や飲み物からのカロリーを少なくしなければなりません。

そして、これが大変なんです。笑

カロリー収支をマイナスにするためには、糖質や脂質を少なくしないといけません。でも、糖質や脂質って、美味しいんですよね。

そして、カロリー収支がマイナスになったとしても、お腹が空きます。そして、体はエネルギーが足りない状態ですので、少しきついです。

お腹が空いて、体がきつければ、甘いものなんかが食べたくなりますよね?笑 でも我慢しないといけないんです!大変ですよね。

でも大変だから成果が出るんです。

カロリー収支の次に重要なことが、「三大栄養素のバランス」です。三大栄養素とは、糖質・脂質・たんぱく質の3つですが、このバランスを、高たんぱく質・低脂質・低糖質にしなければいけません。

ダイエットの時は筋肉量が減りやすい状態にあるので、筋肉や体を作る材料となる「たんぱく質」はダイエット中でも多く摂るようにしましょう。

詳しくはこちらのブログに書いています。

このように、ネット上には本当の情報もありますが、嘘の情報もたくさんあります。

ネット上の間違った情報に惑わされないように、楽して成果が出る系の情報には気をつけてくださいね。

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この記事を書いた人

1986年生まれ。好きな食べ物は麺類、魚介類全般です!!
本屋さんと図書館に行くのにはまっています。

趣味は筋トレ、バスケットボール、釣りです!!

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