こんにちは!パーソナルトレーナーの西田です。
ダイエットやバルクアップを行って理想のカラダになるためには、「目標設定」が重要になってきます。
目標を決める際に、まず前提として大事なことが、
自分の価値観に沿った目標を設定する
と言うことが重要になります。これを考慮せずに目標を設定してしまうと、モチベーションが続かずに目標が達成出来にくくなります。
これを考慮して目標を決めることによって、目標達成する確率が高くなりますし理想のカラダになりやすくなります。ということで今回は、目標を決める際に重要な「価値観」について書いていきたいと思います。
理想のカラダは人それぞれ違って当たり前
目標を決める際に前提として重要なのが、「自分の価値観に沿った目標を設定する」ということになります。
理想のカラダは人それぞれ違います。ですので、自分の価値観に沿った理想のカラダを目標にしましょう!
年齢が若い方や自分に自信がなく周りに影響されやすい方は注意が必要なのですが、自分の価値観に沿った目標ではなく、周りの価値観に沿った目標を設定してしまっていることがあります。
自分の価値観ではなく周りの価値観に沿った目標を設定してしまうと、自分が本当に達成したい目標ではないのでモチベーションが続きにくくなりますし、達成したとしても自分の理想のカラダではないのでそこまで嬉しくありません。
例えば若い女性の方で多いのが、極端に細さを求めてしまうことです。雑誌のモデルさんや芸能人などで細い方が多いので、「とにかく細くなりたい!」という方が時々いらっしゃいます。
本当に細いカラダが自分の理想なのであれば問題ないのですが、ダイエットを進めていくにあたって、「ただ細いだけでなく、健康的に引き締めたい」と目標が変わる場合はよくあります。
特に細さだけも求めすぎたり体重だけ気にするようなダイエット方法だと、しんどいですしデメリットも多いです。
女性の芸能人の方で憧れられるカラダの方は、中村アンさんや深田恭子さん、桐谷美玲さんや長谷川潤さんなどが多いと思います。
中村アンさんはけっこうガッツリ目の筋トレをされていて健康的に引き締まってしますし、深田恭子さんは少しふっくらしていますよね。桐谷美玲さんはとにかく細いですし、長谷川潤さんはヨガ系のナチュラルな美しさがあります。
誰のカラダが理想かというのは、良いか悪いかではなくただの好みの違いです。
男性の場合、最近ではフィットネスがブームでボディメイクのコンテストなども流行っています。筋トレ系ユーチューバーの方も多いですね。男性の方だと、「筋肉量が多い方がすごい!」という価値観になりがちですが、実際はそうではありません。
ゴリマッチョが理想の方もいれば、細マッチョが理想の方もいます。そんなに筋肉量が多くなくても、今よりもお腹が引っ込めばいいという方もいます。
動きやすく機能的なカラダが理想だという方もいらっしゃいますし、マラソンのために持久力があるカラダが理想だという方もいます。
理想のカラダの価値観は人それぞれ違います。理想をはかるものさしが違うんですね。何が良いか悪いかでもありません。ただの価値観の違いです。
目標を決める際は、人や周りの価値観ではなく、自分の価値観に沿った理想のカラダを目標にしましょう!
自分の価値観を人に押し付けない
それと注意した方が良いと思う点が、自分の価値観を人に押し付けないということです。好みの違いですので、良いか悪いかではありません。
よくあるパターンが、マッチョの方が細い方を馬鹿にするというようなことです。確かに筋肉が増えると力も付きますし体も大きくなるのですが、それが偉いというわけではありません。
人の価値観を否定して馬鹿にするようなことはやめておいたほうがいいんじゃないかな~と思います。自分の価値観を人に押し付けないように気をつけたいですね。
ちょっと前にあったのが、パーソナルトレーナーはマッチョじゃないといけない論争です。ツイッターであっていたのですが、マッチョじゃないトレーナーの方に、なんでマッチョじゃないのにトレーナーやってるの?と言ったようなコメントがあって、話題になっていました。
パーソナルトレーナーの方も色々と専門が違いますし、お客さんの層やお客さんの目的も違います。僕自身はトレーナーがマッチョじゃなくても全く問題ないと思います。
ただ、マッチョじゃないのにマッチョになる指導をしていたり、トレーニング自体を全くやっていないのはダメだと思います。
僕が好きな言葉に、「価値観は違えど卓越する」という言葉があります。価値観は違ったとしても、卓越している人を見ると尊敬しますし、すごいな~と思います。
例えば、僕はディズニーランドはそこまで好きではありません。でも、ディズニーの熱狂的なファンの方って多いですよね。ディズニー好きではないのですが、奥さんや子供がいるので先日行きましたが、あの世界観やこだわりはすごいですよね。ものすごくこだわって作ってあると思います。感動しました。
他にも、僕はボディビルダーみたいに筋肉をつけたいとは思いませんが、ボディビルダーの方はすごいと思います。あれだけ筋肉をつけるのには、ハードなトレーニングやストイックな食事制限をしないといけません。尊敬します。
そんな感じです。
目標は高ければいいというわけではない
目標の方向性は自分の価値観に沿って決めればいいですが、目標の数値を決めるときにも自分の価値観に沿って決めるようにしましょう。
目標は高ければ高いほど良いというわけではありません。目標が高くなればなるほどそれだけ努力をしなければいけなかったり犠牲が伴います。
理想のカラダになるためには頑張ることは大事だと思いますが、目標が高くなればなるほど自分のプライベートな時間や家族との時間、お金などを犠牲にしないといけません。
それが苦痛ではなく自分のとって楽しいのであれば目標は高くていいと思いますが、そのような方は少数だと思います。
ほとんどの方は仕事をしてプライベートがあって、それにプラスして理想のカラダづくりがあると思います。
全てを犠牲にして理想のカラダを追い求めることが悪いわけではありませんが、自分の人生にとってどちらがいいのか考えてみましょう。
このような記事も書いていますので、是非見てみてください。
目標を設定するときは自分の価値観に沿って目標を決めようのまとめ
今回の記事、「目標を設定するときは自分の価値観に沿って決めよう」はいかがだったでしょうか?
カラダづくりの目標を設定する時は、周りの価値観ではなく自分自身の価値観に沿った目標を設定するようにしましょう!特に若い方や自分に自信がなく周りに影響されやすい方は注意が必要です。
自分の価値観に沿った目標を設定することができたら、情熱が湧くので行動も続きやすいです。行動が続きやすいと成果も出やすいです。
それと目標の度合いですが、目標は高ければ高いほど良いというわけではありません。目標が高ければ高いほど何かを犠牲にしなければいけません。仕事やプライベート、お金を犠牲にしてまで高い目標を達成することが幸せなのかを一度考えてみることをおすすめします!
でも、自分の価値観ってなかなかわかりにくいですよね。僕は自分の価値観を片っ端から紙に書くことで自分の価値観が明確になったので、自分の価値観がはっきりしない方は紙書いてみると分かりやすいと思いますよ!