こんにちは。熊本のパーソナルトレーニングジム&プライベートジムリーフの西田です。
僕は今ダイエットをしています。今現在で、ー8キロくらい体重を落としました。予定では後2キロ落とす予定です。この間までが、人生で一番増量していました。太った訳ではなく、筋肉量を増やすために、わざと増量していました。
その時に比べると、ー8キロですから、体もかなり変わりました。腹筋もくっきりと割れてきて、もう少しかな?といったところです。
お風呂に入る前や、朝着替える時に裸になるのですが、その時に娘(5歳)から、
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もうそれ以上痩せなくていいんじゃ?
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その時に私は、「おー!これか!?」と思いました。何が「おー!これか!?」というと、ダイエットをされているお客様から、同じような出来事を、何度も聞いたことがあったからです。
周りの人がはっきり分かるくらいに、ダイエットに成功してカラダが変化すると、周りの方から「痩せたね〜!もうそのくらいでいいんじゃない?」と言われるということを、何人の方からも聞いていたからです。
お客様の中には「もうそれ以上痩せないでくれ!」とお願いされた方もいらっしゃいました。笑話では何度も聞いていたので、そう言われることは知っていたのですが、実際に言われたのは初めてでした。
しかも、自分の娘ですし、まだ5歳です。5歳といえども、マインドの構造は大人と変わらないんだなぁと気付かされました。
同じようなことで、男性の方が筋トレに励むようになると、ほぼ必ず言われる言葉があります。
それは、「何を目指しているの?」という言葉です。理想の体を目指してやっているのですが、よく言われるんですね。
あとは女性の方からよく聞くのですが、目に見えてカラダが変化してくると、足を引っ張られるということです。
「え〜もうダイエットなんてしなくていいんじゃない?これ食べなよ〜」といった具合で、よくお菓子なんかを進められるようになるそうですね。
なぜ、「痩せないで!」や「何を目指しているの?」や、わざとカラダ作りの足を引っ張るようなことをする方がいるのでしょうか?その理由は、次で説明することで理解できます。
コンフォートゾーン
それは、コンフォートゾーンと言われるものです。以前のブログでも書きましたが、コンフォートゾーンや、快適ゾーンと言われるものがあります。
わかりやすい言葉に言い換えると、「基準」です。人それぞれ、「基準」は違います。人は自分で決めた基準の中にいると、安心しますし、快適に感じるのです。
例えば、2人の方がいたとします。2人とも体脂肪が30%くらいで、似たような体型です。しかし、一方の方がダイエットをしよう!と決断して、15%まで体脂肪を減らしたとします。
そうすると、体脂肪が30%の人は、30%くらいが基準で、コンフォートゾーンですが、自分と同じくらいの「基準」だと思っていた方が、15%までなってしまうと、その方の基準から外れてしまっているんですね。
今まで同じような基準だと思っていて、一緒にいて安心していたのですが、その方が15%になってしまったので、一緒にいて、心地悪くなってしまうんです。
基準の中にいると、安心ですし、快適なのですが、自分と同じような基準だと思っていた方が、自分の基準から大きく外れてしまうと、一緒にいても快適ではなくなるんです
一緒にいて心地悪いので、「もう痩せなくていいんじゃない?」と言ったり、ダイエットの足を引っ張るような行動をしてしまったりするんだと思います。中には、体調を気遣って心配していってくれる方もいます!
逆に言うと、カラダづくりで成果を出すためには、自分の今までの基準のままでは上手くいきません。基準を変えないといけないんですね。これが、目標設定がうまくいっているか?ということや、コーチングと言われるようなことになります。
ちなみに、どっちの基準がいいか?悪いか?ということではありません。自分の基準を持つことが大事だと思います。しかし、周りの基準に合わせると、デメリットになることもあると思います。
人はコンフォートゾーンを維持したいと思うものです。そのためには、自分自身の基準を、自分の理想まで引き上げなければいけません。
基準を上げていきましょう!